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珊瑚の種類
珊瑚とは
そもそも珊瑚は、6億年近い昔に誕生した生物です。珊瑚には種類が二つあります。

1.六放珊瑚一造珊瑚礁とも呼ばれ、サンゴ礁のサンゴです。
2.八放珊瑚一本珊瑚とも呼ばれ宝飾用の珊瑚です。

※今回ご紹介するするのは、宝飾用の珊瑚です。

珊瑚の種類
紅珊瑚の原木
紅珊瑚 ---血赤珊瑚---
濃い透明感のある紅色をしています。特に品質の良いとされる土佐沖で採取される土佐沖で採取されたものが、品薄傾向にあります。やはり紅珊瑚は美しさ、希少価値、神秘性、どれを取っても「珊瑚の王様」と言えます。
   
桃珊瑚の原木
桃珊瑚
紅珊瑚の重厚な色に対して「桃珊瑚」はオレンジかかった桃色をしています。一般的に珊瑚といえばこの色を連想されるようです。桃珊瑚は昔からかんざしや帯止めによく使用され、美術工芸品の素材としても重宝されています。
   
深海珊瑚の原木
深海
深海珊瑚のピンク色と白色の斑紋のバランスの良いものは、実に美しく愛らしいものです。血赤珊瑚の強烈な刺激とは違って、深海珊瑚はソフトで、こころよい刺激をあたえてくれます。そのロマンチックな輝きは、洗練されたアート感覚のジュエリーとして熱い注目を集めています。
   
白珊瑚の原木
白珊瑚
白が美しい「白珊瑚」。
この白い珊瑚が1年に数センチとはいえ成長しているかと思うと非常に神秘的な感じがします。白珊瑚を使ったネックレスやイヤリングは、清楚な気品を感じさせます。
   

サンゴが太さ1cm成長するには50年前後かかると言われています。ちなみに、サンゴのジュエリーは原木で500年以上、彫刻ものであれば、なんと800年~1000年もの年月がかかっています!

珊瑚の原産地

・紅珊瑚(土佐沖、小笠原)
・ボケ珊瑚(南シナ海)
・古渡珊瑚(地中海)
・桃珊瑚(南シナ海)
・白珊瑚(南シナ海)
・深海珊瑚(ミッドウェイ海域)
珊瑚の原木展示

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珊瑚の歴史
珊瑚の歴史

珊瑚は真珠とともに日本が世界有数の供給国であるため、日本を代表する宝石です。
そんな、珊瑚も今は「珊瑚=日本」というイメージですが、もともとはヨーロッパは地中海で取れる珊瑚が有名でした。地中海で取れた珊瑚は、ドイツの旧石器時代の遺跡から珠として発掘されています。それはなんと・・・約2万5千年前に作られたものだそうです。

日本における珊瑚の歴史

今では珊瑚は魔除け・厄除けとして、一般的に知られていますが、日本に珊瑚が伝来したのがいつ頃かははっきりしていませんが、7~8世紀頃の中国との貿易によりもたらされたと思われます。
シルクロードを経て、中国から日本へ運ばれてきた地中海のサンゴは、胡渡サンゴと呼ばれ珍重されました。※胡=ペルシャ地方を指す

日本では徳川時代の末の1812年、土佐藩の室戸沖で初めてモモイロ珊瑚が採取されました。
しかし、一時は土佐藩の御止め品として採取・所持・販売が禁止されたため、本格的に採取されたのは明治以降です。当時土佐藩では少しずつ採取し幕府への献上品や外交用として珊瑚を有効に使っていたそうです。


伝統ある宝飾品

貴重な宝物を総称して、古来より「金・銀・珊瑚・綾錦」と言われてきました。日本の代表的なおとぎ話「桃太郎」の中でも。鬼退治から桃太郎が持って帰ってきた宝物の中に、珊瑚が含まれていたことからも、珊瑚が宝物と位置づけられていたことが分かります。室町時代~江戸時代にかけ特権階級が珊瑚の朱の箸、根付、印鑑、帯留、羽織紐に使われたように、珊瑚は「金より高い」とされ、禁輸・禁止品にされるほどでした。しかし、一部の豪商が貿易で、密かに用いていました。
  大変貴重な珊瑚は、世界中の皇帝・貴族・権力者が愛してやまなかったことから、富の象徴であると共に、権力の象徴でもありました。

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珊瑚の伝説
珊瑚伝説

古今東西を問わず、珊瑚の赤い色は生命力につながり様々な災難や、病気から人々を守るということは、繰り返し述べてきたことですが、ここでひとつエピソード。

英国王室では王女誕生から1年間、サンゴのネックレスをベッドに掲げておくようです。
ちなみにアン王女は安産のお守りに産室へ身につけて入られたようです。

日本でも仏教の七宝である珊瑚を魔除けに使う風習があり、珊瑚発祥の高知県幡多地方ではお守りに幼児の手首に珊瑚の数珠をはめて、珊瑚が汗で曇る特性を利用して発熱を知りえたそうです。


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